歯垢(しこう)と言わず、「歯くそ」と呼ぼう!(5)
お食事中の皆様には失礼いたします。プラーク(歯垢)=「歯くそ」についてのコラム5ヶ月目です。
「プラーク(歯垢)に含まれているバイ菌の量(密度)は、大便に匹敵するぐらい多過ぎる。」
「多過ぎるにも程がある」..そういうことを強調したくて、「歯くそ」という語句を使ってます。
歯垢の除去は、肺炎はもちろん、心疾患や糖尿病の成績にも好影響があることが判明しています。
歯垢がこびり付いた歯茎は、出血し易くなります。
「りんごをかじると歯茎から血が出ませんか?」というCMを知ってる方は、昭和世代ですかね。
そうなんです。単に血が出るだけではなくて、毛細血管に乗って、
細菌の塊の歯クソが、全身を駆け巡るのです。 ここに、歯クソの怖ろしさが隠されているのです。
逆に言えば、しっかり歯磨きをすれば、全身を駆け巡る歯クソを大幅に減らすことができます。