”公共放送“NHKの受信料問題について(2)
なんとかデラックスとかいう、女性だか男性だかよくわからないタレントが
NHKの受信料制度に異をとなえる人たちについて「気持ちの悪い人たち」と評していました。
金髪の若手評論家(名前は知らない)も
「NHKの受信料制度は合憲なんだから、受信料を支払わないと言うような奴はおかしい!!」
とか、言っていたそうです。
あのタレントが他人のことを「気持ちの悪い人」というとは、悪い冗談・ギャグの範疇でしょうけど、
「最高裁で合憲判決が下ってるから」と議論そのものに蓋をしようとする評論家の態度には、
妙な違和感を覚えます。たかが、NHK関連の法律の話なのに、ムキになることもないのに…。
それこそ、放送局サイドに「忖度」しているようにしか見えないのは、私だけではないと思います。
そもそも、最高裁が法令違憲の判決を出すなんてことは、実は滅多にないのです。
裁判所は「表現の自由」など精神的自由権に関わるものについては、厳格な基準で審査しますが、
経済的な規制に関しては、よほどのデタラメな法律でない限り、「違憲」と判断しません。
NHKの受信料制度については、ごくごく一般の人でも疑問に感じている問題です。
「合憲判決が出てる」と平気な顔をして話す不勉強な評論家を出演させているテレビ局。
NHKのみならず、テレビ放送全体が、「公共の電波」といえるのか..その辺も疑問を感じます。